『奴隷のしつけ方』『偽りの顔たち』

来月アメリアWebサイトで公開する「田口俊樹の対談cafe」ゲスト、
フランス語と英語の翻訳でご活躍の橘明美さんから、
『奴隷のしつけ方』という訳書をいただきました。
橘さん、ありがとうございました。



この本、帯にある「古代ローマ貴族が教える、究極の"人を使う技術"」という文言から
ビジネス書のようなものを想像しますが、さにあらず。
古代ローマの貴族が「本気で」奴隷を上手に使う方法を手ほどきしてくれています。
それだけだと現代人には分かりにくい部分があるので、現代の古典学者が章ごとに
解説していくというスタイル。もちろん著者はその学者さんなのですが。

つまり、ものすごく面白く仕立て上げた文化人類学の読み物というわけです。
実はキリスト教徒も奴隷を使っていた、とか、何年か務めた忠実な奴隷は解放され、
場合によっては元「ご主人さま」が元奴隷に事業資金を提供し
ビジネスマンとしての成功に導いたり、生活の面倒をみていたとか、
亡くなったら家族の墓に葬っていたとか…
私が無知だっただけかもしれませんが、初めて知る歴史的事実のオンパレードに
読み始めたらぐいぐい引き込まれました。


もう一冊、中谷ハルナさんからも『偽りの顔たち』をご献本いただきました。



こちらは、言わずと知れた大人気シリーズ、イヴ&ロークものの、
なんと第35弾です。すごいですね~!

今回の舞台は映画の撮影現場。つまり容疑者はみな演技力抜群の
俳優たちで、事情聴取で本音を引き出すこともままならない状況と
いうことです。
そんな中、イヴたちはどうやって真犯人を突き止めるのか
こちらもページを繰る手が止まらない作品です。

橘さん、中谷さん、訳書をありがとうございました。

これからも、面白い作品をたくさん、日本の読者に届けてください

アメリア事務局 室田

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