小林由香利さん最新訳書・『2050年の世界地図 迫りくるニュー・ノースの時代』

先週末は肌寒いながらも最高のお花見日和でした
みなさんもご覧になられましたか?
私は友人とプチ旅行で三重県の伊勢・津に遊びに行ったのですが
伊勢神宮周辺は本当に美しい日本の風景で心が洗われました…
付近の駐車場も驚くほど満開の桜。壮観でした

閑話休題。

本日は小林由香利さんの最新訳書、
『2050年の世界地図 迫りくるニュー・ノースの時代』をご紹介します。

2050年の世界地図―迫りくるニュー・ノースの時代2050年の世界地図―迫りくるニュー・ノースの時代
(2012/03/23)
ローレンス・C・スミス

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先日、お忙しい合間をぬってできたてほやほやの書籍を
お持ちくださった小林さん。
とても楽しいお話を色々と聞かせていただきました。
(ブログでのご紹介までにお時間をいただいてしまい
 申し訳ありません…

本書で描き出されているのは、北極圏を取り巻く八カ国が台頭するという
“ニュー・ノース時代”の真実味を帯びた未来予想図。
ニュー・ノースとは、アイスランド、グリーンランド(デンマーク)と北欧諸国、
そしてロシア、カナダ、アメリカが現在保有する北緯45度以北の地域のことを指しています

温暖化の影響により、北極海の海底に眠る化石燃料が
掘り出しやすくなっているというニュースは聞いたことがありましたが、
この化石燃料の支配権をめぐる熾烈な「資源の争奪戦」は既に始まり
世界経済に大きなインパクトを与える一方で、民族によっては恵まれない
環境に置かれた人々もでてきているとのこと。

原書が刊行されたのは1年半前なのだそうですが、
最近の気候の変化、突発的な自然災害の強大さ、
また原子力をはじめエネルギーをめぐる議論についても
まるで本書で描がきだされた姿に沿って進んでいるようで
恐ろしくなってしまったり…

日々かわりゆく状況に応じた情報のアップデートや数値の裏取りなど
調べものは最後の最後まで本当に大変だったそうなのですが
地理学や歴史学を正確に踏まえた最新コンピュータによる予測のみならず、
著者自身も実際に各地に足を運び、綿密なリサーチが元になっているため
その地に暮らす方々の声や姿が見える文章もまた大きな魅力です。
「著者のフットワークの軽さや人間性がにじみ出ています」、
と小林さんがお話されていたのが印象的でした。

恐ろしい予測であっても、それを変える可能性は私たち現代の人類に
託されています。知るためにも、多くの方に出会っていただきたい1冊です

小林さん、先日はたくさんお話をお聞かせいただき本当にありがとうございました。
またお目にかかれますことを楽しみにしております


アメリア事務局
中川

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