栗原百代さんの最新訳書2作品のご紹介です

本日は栗原百代さんの最新訳書2作のご紹介
ノンフィクション&フィクション、どちらも読み応えのある書籍です。

まずはこちら『資本主義が嫌いな人のための経済学』

資本主義が嫌いな人のための経済学資本主義が嫌いな人のための経済学
(2012/02/09)
ジョセフ・ヒース

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一般読者向けの「経済学」入門・解説本は数あれど、本書は
哲学者が経済学を語るというユニークな名著 
約10カ国で翻訳版が刊行され、世界各地で多くの読者に読まれている人気書籍です。

なぜ哲学者が、経済学についての本を著したのか
栗原さんの訳書あとがきで触れられているのですが、それは
「日々の生活においては人も組織も社会的・政治的な意見を
述べる裏づけとして、経済学的な主張を用いる」一方で、
世間での正しい理解や経済学的な思考法には誤りが多いという事実が
あるためです。これは容易に実感できることではないかと思います。

保守派・リベラル派それぞれの立場の誤謬の批評を追いながら、
各派の論理とシステムが客観的に捉えられるようになってきます。
もちろん難しい部分もあるのですが、それでも手に取らないのはもったいない
私も本書で勉強を始めようと思います

そしてもう1作品は3月末より日本でのロードショーも予定されている『ヘルプ』の原作書籍

ヘルプ (上) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)ヘルプ (上) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)
(2012/02/17)
キャスリン・ストケット

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ヘルプ (下) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)ヘルプ (下) 心がつなぐストーリー (集英社文庫)
(2012/02/17)
キャスリン・ストケット

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1960年代、アメリカ南部では家事・育児を黒人メイドに任せ、自分はお友達と
享楽に励む白人家庭の妻たちの姿がありました。自分たちの世話をし、代わりに子どもを
育てる黒人家政婦たちを差別し見下す、それを当たり前のこととして疑わない価値観。

そうした風景の中でも、母親代わりの彼女たちの愛情に包まれ、
また彼女たちを愛しながら育った少女たちの中に、著者もいました。
立場の違い。わかりえない、埋らない溝。
でも人間としての違いはそんなに大きいものだった

勇気を出して動き始めた女性たち。
シンプルなタイトルに込められた思いは、普遍的な感情を
呼び起こす物語となって読者の胸を打つはず。
多くの方が手に取られることでしょう


栗原さん、いつもご献本のお心遣いを賜りありがとうございます。
これからも素敵な書籍をご紹介いただけますこと、
一読者としても楽しみにしております


アメリア事務局
中川

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