『人はなぜ過ちを犯すのか』

晴れる確率が高いという体育の日。今年も概ね晴れだったようですね。
私は3連休中、山形の国際ドキュメンタリー映画祭に行ってきたのですが
日中は太陽がまぶしくて夏のような暑さで驚きました
朝晩はぐっと冷え込み、気温差もすごかったのですが…

本日は、山内あゆ子さんの最新訳書、
『人はなぜ過ちを犯すのか』をご紹介します。

人はなぜ過ちを犯すのか人はなぜ過ちを犯すのか
(2011/09/29)
マイケル・カプラン、エレン・カプラン 他

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本書では、論理・科学、価値観、知覚・判断、モノとの関わり、
「他者」、「自然」な習慣、道徳…7つの章にわけて様々な観点で
人がなぜ間違ってしまうのか、その原因を読み解いていきます

「ダイエットに何度も失敗してしまう」
「上がる株を手放し下がる株をいつまでももち続けてしまう」
「ヒマラヤの雪男のように、実際は見てもいないものを
 見たと思い込んでしまう」
「偉くなった途端横柄な振る舞いをして周りから嫌われてしまう」
などなど、誰しも思い当たりそうな身近な話題からその口火は切られますが、

そこから展開される論考は“こういう行動をとってしまうのは
こういう心理があるから”というような、誰もが思い当たる
(ときに安易な)結論とは一線を画しています

山形で見たドキュメンタリー映画でも映し出されていたのは
(誤解をおそれず書きますと)誤ってしまう人間の姿でした。

「正しい」、「正しくない」と裁くことなど、
いったい誰にできるのでしょうか
またそのことにいかほどの意味があるのでしょうか……

“間違うこと”から人間を読み解く知的な試みは、
読み応えがありますが読み進めるうちにどんどん面白くなり
難しい~と悲鳴を上げることなく読み切ってしまうはず
知的興奮が味わえる1冊です

山内さん、ご献本いただき誠にありがとうございました。
ますますのご活躍をお祈りしております


アメリア事務局
中川

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