『世界の終わりと妖精の馬』上・下

今日は夏至ですね~一日が長いとなんとなく得した気分になりますが、
すっかり夏本番の暑さでたじろいでしまいました…

さて
本日は会員の渡辺庸子さんの訳書、『世界の終わりと妖精の馬』をご紹介します。

世界の終わりと妖精の馬 上 (時間のない国で3) (創元ブックランド)世界の終わりと妖精の馬 上 (時間のない国で3) (創元ブックランド)
(2011/05/28)
ケイト・トンプソン

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世界の終わりと妖精の馬 下 (時間のない国で3) (創元ブックランド)世界の終わりと妖精の馬 下 (時間のない国で3) (創元ブックランド)
(2011/05/28)
ケイト・トンプソン

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時間にまつわる、不思議ながらも滋味深い味わいの
<時間のない国で>三部作、いよいよ完結編です

時間がどんどん流れるむこうの世界は、
環境が破壊され人々は貧窮にあえぎ苦しんでいた…
一方、時間の流れていない“ティル・ナ・ノグ”では
太陽は沈まずお腹もすかない。
平和な空気と明るい日差しのこの世界では
誰もがリラックスし、感覚が麻痺するほどの心地よさ……

物語はこの二つの世界を行き来しながら展開していきます

一作目では15歳の少年だったリディ家の長男JJも
二作目では4人の子どもたちの父親になり、
三作目となる本作では老齢を迎え、時間のない世界の住人として
むこうの世界の動きを見守ります。物語の中心は、
すっかり成長して世界に大きな影響力を持つようになった子どもたち。

本シリーズが生まれたアイルランドは神話や伝承、
豊かな伝統音楽が市民たちに浸透している国
魅力的な作家、詩人を沢山輩出しているアイルランド、
本作のふわりとしたなんともいえない世界観はやはりお国柄なのでしょうか
浮遊感もただよう不思議な世界観ながら、物語はテンポよく展開し
気付くと時間を忘れてよみふけってしまいます

ガーディアン賞、ウィットブレッド賞、ビスト最優秀児童図書賞と
名だたる児童文学賞を次々と受賞した本シリーズ。
10代の読者のみならず、大人にもおススメです
シリーズ全体を通して読んでもっともっと楽しんじゃいましょう


アメリア事務局
中川

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