第三者に訳文を評価してもらうということ

翻訳者になるために決まりきった道はありません

ただ、実務翻訳であれば主に翻訳会社、映像翻訳であれば映像制作プロダクション
出版翻訳であれば出版社編集プロダクションなど…仕事を発注する側の選考を
パスする必要があること
は共通しています。

その選考とは、主に書類選考トライアルです。

トライアルとは、翻訳の仕事を発注する側が翻訳者の実力をはかる試験のこと。
一般的には、A4 1枚~数枚分の課題を、期日まで指定のファイル形式
提出することが求められるでしょう。

採用試験

と考えると、とても緊張しますよね。

実際、トライアルにはあらゆるスキルと時間を総動員して全力で取り組む姿勢が
必要ですが、そもそも

どのくらいの実力があれば、トライアルを受けても勝算があるのか?

自分が今どの段階にいるのか分からない

トライアル対策として、どんな学習をすればいいのか分からない。



このようなお悩みを抱えている方も、とても多いように感じます。
お気持ちはとてもよく分かります。

翻訳の学習は、終わりのない旅に似ていますよね。
語学力も、専門知識も、日本語(または英語)の表現力も、調査力も、
磨こうと思えば際限なく磨くことができ、完璧には到達できない…
そもそも完璧が存在するのかどうかも分かりません。

だからこそ、自分の訳文を評価してくれる第三者がとても大切です。
第三者に訳文を評価してもらうことと、その評価を振り返りながらしっかり復習することがスキルアップの秘訣だと思います。

翻訳会社のトライアルをいきなり受けるのは不安…という方は、
予行練習の場として、アメリアの「定例トライアル」をご活用ください

「定例トライアル」は、翻訳会社が課すトライアルの模擬試験という位置づけで
アメリアが毎月独自に開催するトライアルです。

第一線で活躍するプロの翻訳家が、訳文をAAからEの6つのレベルで示し、
さらに原文の理解度や日本語表現などの<レベルチェック>項目でも評価しますので、まさに実力判定やスキルアップの指標としていただけます。

審査員による訳例詳しい講評のフィードバックもありますので、
誤訳が多かった箇所などポイントポイントで学習を深めていただけます。
具体的な評価基準は


■「定例トライアル」総合評価基準(AA~Eの6段階評価)

AA:
すぐにお仕事で通用する実力があるという審査員のお墨付きです。
クラウン会員登録資格取得!

A:
チェッカーの監修がつけば、仕事として通用する可能性大です。
JOBの求人にも積極的にチャレンジしてみてください。
★同一分野で12カ月以内に2回A以上を取得するとクラウン会員登録資格取得!

B:
仕事をするレベルにはもうひと息。文章表現に磨きをかけて、
読者をあなたの訳文に引き込む工夫を。
訳文の流れがしっくりこない部分は誤訳を疑ってみてください。

C:
勘違いによる誤訳やケアレスミスが目立ちます。
よく知っていると思っている単語や熟語、表現も逐一辞書で
用法を確認してみましょう。

D:
原文読解で誤っている部分あるいは原文の文章構造のままで
訳文に置き換えてしまっている部分が多く見られます。
辞書や参考書をしっかり活用し復習してみてください。

E:
残念ながら原文読解力が不足していたり、
分野ごとの基本的なルールが守られていないようです。
一度学んだ文法も、時々見直さないと忘れてしまっている
可能性があります。文法書を一冊読むだけで、
ぐんと基礎力がアップするでしょう。ぜひ試してみてください。


■「定例トライアル」<レベルチェック>項目(A~Eの5段階評価)
※分野によって<レベルチェック>の内容は異なりますが、
ここでは実務(ビジネス/IT・テクニカル/メディカル/金融/特許)に共通する
代表的な項目をご紹介します。

・原文の理解度
・日本語表現
・用字・用語
・専門知識・調査力



ちなみにクラウン会員とは、
経験の有無に関わらず「実際の仕事で通用するレベル」とみなされる
アメリア独自の会員資格です。

クラウン会員資格を取得すると、翻訳の実務経験がなくても
経験者対象の求人に応募できるチャンス
が増えます。

「定例トライアル」の審査基準はかなり厳しく設定されているため、
AAやAを取得してクラウン会員になるレベルでなければ翻訳会社の
トライアルには合格しない!とは言いきれません。

安定的にB以上の成績を修めることができれば、
翻訳会社のトライアルに合格する可能性はぐっと高まる
と思いますので、
一つの目安としてお考えくださいね!


定例トライアル 開催スケジュール


アメリア事務局 並木

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