『地政学で読む世界覇権2030』

本日はもう一冊ご紹介いたします。

アメリア会員の木村高子さんが翻訳を手がけられた作品『地政学で読む世界覇権2030』です



こちらは東洋経済新報社によるスペシャルコンテストより刊行に至った訳書となります。
木村さん、刊行おめでとうございます。

木村さんからとっても素敵なコメントが寄せられました。

本書「地政学で読む世界覇権2030」は、原題の「The Accidental Superpower」が端的に示すように、この上なく恵まれた地理条件を持つアメリカは、なんら努力することなく、超大国の座に上り詰めることができたし、今後も世界に君臨し続けるだろう、と説くものです。一方、世界中の大半の国が没落していくだろう(日本を含めて!)と予測されています。

世界情勢を地理条件から読み解く地政学には、以前から興味がありましたが、スペシャルコンテストで「経済書」という単語を見た時には、私には最も苦手な分野かもしれない、と応募をためらいました。が、トライアルの課題文が古代エジプトの章! 大学で古代エジプト学を学んだ身としては挑戦するしかない、と勇んで課題に取り組みました。採用のご連絡をいただいた時は本当に嬉しくて、何度もメッセージを読み返しました。

実際の翻訳にあたっては、膨大な量の調べ物が必要になり、それと同時にできるだけ詳しい世界地図を求めてまわりました。
海外在住でもインターネットを利用して翻訳できる幸せ、そして歴史などの雑学が役に立ち、「人生に無駄はない」としみじみかみしめながらの作業でした。本書では一見過激な著者の主張が、多くの詳細なデータとともに、非常にわかりやすく、また親しみやすい言葉で解説されています。「影のCIA」と呼ばれる「ストラトフォー」出身で多くの講演やコンサルタント業務をこなす著者の面目躍如といったところでしょう。結論には賛否両論あるでしょうが、世界情勢を地理や気候条件、世界的な少子高齢化の進展、偏った資本の創出力などから読み解く各章は非常に説得力に富み、どれも今後の世界情勢の推移を見極めるのにとても重要な視点だと思います。


嬉しくて何度も採用のメッセージを読み返したこと、
海外にいても翻訳ができることに幸せを感じたこと、
ご自身の知識を活かすことができ「人生に無駄はない」とかみしめながらのお仕事だったこと…
木村さんのコメントを読んで、なんだか胸がジーンとしてしまいました。

一人でも多くの方に手にとっていただけることをお祈りしています。

木村さん、ありがとうございました。
またご活躍のお話を聞かせてくださいね。

アメリア事務局 河原

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